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2013年5月17日 (金)

2013年オーストラリア金環日食(9)10日観測当日

無事、帰国しました。ばたばたで、まだ整理できていませんが、とりあえず観測報告します。

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いよいよ日食当日。

A地点は、大西浩次さん、宮下和久さん。

天気予報から北のほうが晴天の確率が高いこと、
ビーズの出やすい大きな月の谷間があるとのことで
当初の南限界線から予定を変更し、
テナントクリークから200km北上し、北限界線付近へ向かいました。

B地点は井上。テナントクリークの宿の前です。リハーサルで赤道儀をセットして
そこから動かさないようにしています。
ほか、石橋純子さん、井上家(哲雄、はるき、なつ)もテナントクリークで観測。

C地点は大越治さん、石橋彰さん。中心からやや南。テナントクリークから約50㎞北上。

D地点畠浩二さん、山口雅之さん。中心よりやや北。テナントクリークから約100km北上。

夜明け前、みんな続々と観測地点に出発していきます。
ハイウェイ1本が金環日食帯を垂直に横切るというオーストラリアならではの状況を
最大限活かした布陣となりました。こんな観測、二度とできないような気がします。

そして夜明け。

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なんとか、晴れています。期待できそうです。


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観測セット。石橋さんの部屋の通路に連続写真用のカメラをセットさせてもらいました。

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太陽が姿を見せたときにはもう欠けていました。

こちらは5分ごとの連続写真。昇ってゆく太陽です。南半球ですから違和感がありますね。

途中雲の往来があり、ずいぶん苦労しました。

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上の連続写真の拡大。金環日食の瞬間もうすい雲越しでした。

ただし、雲の動きがほとんどなかったため、結果的に安定したデータがとれました。

背景の風景は太陽が姿を見せる前に撮影したものですので実際の雲の位置は違います。

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ホテルのスタッフも日食を見て大喜び。

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ビデオ観測セット。シゴセンジャー&ブラック星博士てるてるボウズをいっぱいつるしています。
これが効きました。

ビデオ撮影。(テナントクリーク:中心線と南限界線の中間)

もともとベイリービーズの出にくい場所でしたが、なんとか小さいビーズを拾うことができたようです。

(続く)

2013年5月 9日 (木)

2013年オーストラリア金環日食(8)9日リハーサル

テナントクリークの観測地をどうするか?これは結構悩みました。
あちこち観測地を探してみました。見晴らしはいいけど徒歩1時間の場所とか、徒歩5分だけどアボリジニの居住区だとか、いろいろな要素を考慮し、結局モーテル内ということにしました。大越さんのアドバイスが大変役立ちました。
第一接触は見ることができませんが、安定して観測できそうです。リハーサルは問題なし。バッテリーの替わりに乾電池を購入しました。電池ボックスは畠さんにお借りしました。ふう。助かった。

Aus_2912
あとは天気だけ。予報では雲が多いようなのでドキドキです。

Aus_2913
そこで緩衝材として持ってきたシゴセンジャーテルテル坊主で晴れごい。ほんとたのみます!

しばらくはツイッターで報告します。

2013年オーストラリア金環日食(7)8日テナントクリーク到着

テナントクリーク到着。ここに3泊します。お宿はエルドラド。のんびりとした雰囲気です。
Aus_2900

Aus_2899

チェックイン後、私たちの車以外は、観測地点を決めるためさらに北上。
私はそのままモーテルにていろいろ準備をしていました。

Aus_2905
モーテルの部屋は小さいけど十分な装備です。

Aus_2906
小さいプールがありました。娘達大喜び。

私は赤道儀を組み立てていました。すると、オーストラリアのテレビ局の記者に声をかけられ、私たちの観測計画についてインタビューに応じることに。もちろん対応しましたよ。ネイティブで流暢な日本語で(笑)。あとで字幕をつけるそうです。

Aus_2907
この記者さん、すごい天文マニアでした。2002年のセドューナ皆既日食やマックノート彗星などの話題で盛り上がりました。また、アイソン彗星をどう迎えるか(すごい秘策を聞いてしまいました)、天の南極の見るけるコツなど親切にいろいろと教えてくれました。

Aus_2917_4

ちなみに今回金環日食を観測できるのはこの図の範囲。

Aus_2918
そして、メンバーの配置はこのとおり。私はテナントクリークにお留守番。

そうこうしているうちに、夕方になり、下見グループが帰ってきました。
当初は南限界線付近で展開する予定でしたが、天候リスクに加え、北限界線付近のほうがきれいなベイリービーズが見えることから、北限界線付近まで進むことになりました。片道200kmオーバー。イヤー大変です。
翌日は観測予定地点でリハーサル。

2013年オーストラリア金環日食(6)8日スチュアート・ハイウェイ

Aus_2898

アリススプリングスからテナントクリークをむすぶスチュアート・ハイウェイ

こんな道がずーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーと続いていました。途中、南回帰線を越えたり、骸骨がトイレ案内してたり、エイリアンに遭遇したりイロイロありましたが後ほど。

2013年オーストラリア金環日食(5)7日アリススプリングス

アリススプリングスの空港に到着。

Aus_2830

成田発のグループと合流。
山口雅之さん、石橋彰さん、石橋純子さん、大越治さん。超大ベテラン日食観測者です。

一方、関空出発組は大西浩次さん、宮下和久さん、畠浩二さん、私と家族。
こちらは金環日食限界線研究会のグループです。

今回の目的は4地点に分かれてベイリービーズの観測をすることです。

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山口さんと娘

Aus_2832
はえが多いので過剰なマスクをする娘。(しかしすぐ慣れました)

Aus_2833
パジェロ3台、11名の編成です。

Aus_2885
アリススプリングスの夜。ひさしぶりのベッドで、ゆっくりやすめました。

ここはオーストラリアのど真ん中。レッドセンターと呼ばれる赤い大地広がる場所です。
あまりにも普通に南十字星が輝いていました。翌日は早朝に出発しハイウェイを500km運転するのですが、興奮して眠れず、つい星を眺めていました。

2013年オーストラリア金環日食(4)5月6日関空~7日ケアンズ・アリススプリングス

成田出発組と関空出発組はアリススプリングスで集合することになっています。

関空組は6日16時に集合。荷物の重量制限がありますので、荷物の軽い人(主に私の娘2人分)が他の荷物を請け負う作戦です。なんどかチャレンジをした後無事クリアー。さて順調だぞ、と思っていたらその後・・・

Aus_2602

機内持ち込み荷物検査で、大西浩次さんが歯磨き粉を取り上げられてしまいました。
笑っていたら今度は私の預け荷物がひっかりました。大容量バッテリーももちこみはだめとのこと。事前に確認していたのですが、ここでだめなら今後行く先々でひっかることが予想されます。泣く泣く強制送還。現地でなんとかすることになりました。

Aus_2603_2

関空~ケアンズは順調。窓から見える星もきれいでした。ただし、室内がすごく明るくてほとんど眠ることできず。

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到着後、さっそく大西浩次さんが「つきゆめ2号」と記念写真。三島和久さんから借りたレンズと共にやってきたそうです。のんびりと早朝のケアンズ空港で時間を過ごし、アリススプリングスへ。

Aus_2606

ケアンズーアリススプリングスはとても乾燥した大地。きれいな雲のシルエット。

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2013年5月 8日 (水)

2013年オーストラリア金環日食(3)テナントクリーク到着

おまたせしました!ようやくテナントクリークに到着です。長かった!
そしてようやくwebにつながる環境になりました。

この2日間ほどにいろいろと出来事があり、トラブルもありましたが、なんとか無事に観測に挑めそうです。
できるだけ経過にそってブログにあげていきます。

とりあえず、ついさきほど撮影した南十字星です。

Aus_2633


2013年5月 7日 (火)

2013年オーストラリア金環日食(2)アリススプリングス

無事アリススプリングスに来ています。南十字星があまりに普通に輝いています。明日はテナントクリークまでドライブです。


2013年5月 6日 (月)

2013年オーストラリア金環日食(1)

金環日食の観測に出かけてきます。
関空出発組(7名)の日程は以下のとおりです。成田出発組(4名)とはアリススプリングスで合流、解散です。

5/6 関空ーケアンズ QF242 20:25-0510(5/7着)

5/7 ケアンズーアリススプリングス QF1949 11:20-13:15
アリススプリングス空港で成田出発組と合流。
レンタカー2台かりてホテルへ

5/7-8  Desert Palm Hotel Alice Spring 宿泊(1泊)

5/8 レンタカーでテナントクリークへ(約500km)

   Eldorado Hotel - bed & breakfast (3泊)

5/9 観測準備

5/10 観測本番

5/11 レンタカーでテナントクリークからアリススプリングスへ移動
 アリススプリングスーケアンズ QF1948 17:25-20:00

5/12 ケアンズー関空 QF241 14:20-21:10(大西さん、宮下さん、畠さん)

5/13 ケアンズー関空 QF241 12:20-19:10(井上家)

私は家族(父と娘2名)と一緒です。日食メガネの観測を手伝ってもらいます。親ばかですが、大自然や日食観測のエキスパート達と一緒に過す時間からなにか学んでくれたら、と思っています。娘の小学校の先生にも応援していただきました。感謝です。ただし宿題いっぱいいただきました(笑)

11日に明石市立天文科学館星の友の会で例会があります。例会は移動の真っ最中ですがなにかいい方法考えて報告したいと思っています。また、13日朝に名古屋のZIP-FMモーニングチャージに電話出演します。名古屋周辺の皆様、聞いてくださいね!

2013年5月 5日 (日)

緩衝材

機材を守る緩衝材になっていただきました。
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2013年5月 4日 (土)

テナントクリークの天気

出発の日が近づいてきました。
気になる天気予報では
5月10日はMostly sunny

うーーーん。またしても、やきもきさせられます(汗)

2013年5月 3日 (金)

裏ネタリウム・プレミアムシート

プラネタリウム解説を裏側から楽しんでみませんか。
その名も裏ネタリウム・プレミアムシート

以下案内文の引用です。

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今年はドイツでプラネタリウムが発明されて、ちょうど90年目の記念の年です。そこで、普段は立ち入り禁止のプラネタリウム解説台の中に「特別席」を用意しました。ちょうど、解説員の真後ろの場所ですから、プラネタリウムの星空はもちろん、普段は見ることのできない解説員のネタ繰りも見られるかも。90周年だからできた特別企画!ぜひお見逃しなく。

実施年月日 :平成25年5月25日(土)午後3時50分
●募集定員 :1組2名まで(応募者多数の時は抽選)
●参加費用 :入館料のみ(お車の方は別途、駐車場料金が必要です)
●参加要件 :中学生以上で投影時間中(約50分間)次の条件を守れる方
(1)プレミアムシートから無断で離席しない。
(2)参加者どうしの会話(ヒソヒソ話を含む)や独り言を言わない。
(3)カメラや携帯電話を使用しない。
(4)解説員への話しかけ、ボディータッチはしない。
(5)周りにある制御装置へのマシンタッチはしない。
(6)解説員及びプレミアムシートの隣にいる安全誘導員の指示に従う。
●申し込み方法:往復ハガキに、参加希望日(5月25日)・住所・参加者氏名・年齢・電話番
号を記入して天文科学館「裏プラ」係まで申し込んでください。
●募集締切 :平成25年5月7日(火)必着

お問い合わせは明石市立天文科学館まで

2013年5月 2日 (木)

春の富士山

富士山が世界遺産に登録されることになったとのニュースを聞いて、先日新幹線でそれはそれは見事な富士山を見ることができたことを思い出しました。金環日食の観測ミーティングを東京でおこなった帰りでした。

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夜空にも富士山の形が出現します。このごろの宵、西空をご覧ください。

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沈みゆく冬の星座たち。オリオンはすでに地平線の下です。

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富士山が現れました。
ふたご座のカストル・ポルックスを山頂として、こいぬ座のプロキオン、ぎょしゃ座のカペラが山麓です。
ぎょしゃ座のベータ星(メンカリナン)がちょうど宝永山の位置にあっていいかんじです。

天頂付近にあるときには気にならないのですが、オリオンやシリウスが沈むと急に目立ってきます。

ふたご座のどちらがカストルでどちらがポルックスか?わからなくなったらこの富士山の形を思い出しましょう。
「カ」ペラに近い星が「カ」ストル、「プ」ロキオンに近い星が「ポ」ルックス。
強引ですが、こうおぼえておくと忘れません。

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春の富士山は都会でも楽しめます。冬の星は見納め。今日は八十八夜ですね。

2013年5月 1日 (水)

金環日食のツアー

私たちは自分たちでツアーを組みましたが、金環食のツアーもいくつか出ています。
すでに締め切られていますが・・・。

阪急交通社
エアーズロックでみずがめ座流星群と金環日食
尾久土正己さんが引率するツアー。テナントクリークで合えるでしょうか

JTBのツアー 
オーストラリアの赤い砂漠で観賞する金環日食


海外のツアー
The Wild Outback and Annular Eclipse

海外のツアーにはあのFred Espenak氏がこられます。
といっても誰だかわかりませんよね。
あのNASAの日食サイトで予報をおこなっている人です!
どうやら同宿のようです。ぜひお会いしたいものです。

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